ここ数年で現金ではなくキャッシュレスでの決済が急増中。
すでに若い人たちの間では外出時にスマホのみで財布は持たないという人が少なくないのだとか。
テレビやネットでも○○payの広告見ない日ないですね。
私はどちらかというとACのCMのようにレジ待ちの列で支払いのためにお財布をごそごそ探って後ろの人をイラつかせてる側の人間ですが…。
今まではコロナ禍もあり一時停滞気味ではありましたが、インバウンドへの対応など、他国と比較して遅れているキャッシュレス化が推進されてます。
しかし景気が悪い、収入が増えない、消費税も下がらない、しかし消費の冷え込みを抑えたい。
利用額のポイント還元でキャッシュレス決済の広がりにつながるのでしょうか…。
ブラックリスト入りでカード持てませんが…
しかし、債務整理をした方にとってはブラックリスト明けと言われる5年以上が経過しないことには、クレジットの利用は事実上不可能。
なので、キャッシュレス決済を利用することなど無理な話…と、あきらめている方も多いようです。
しかし、ちょっと待ってください。「キャッシュレス決済」=「クレジットカード所有」が必須条件ではありません。
キャッシュレスとは文字通り現金以外で支払うこと
キャッシュレス決済の方法って実はたくさんあって、現金を直接やり取りする以外はすべてがキャッシュレスということ。
クレジットカード、デビットカード、JR各社などが発行する交通系ICカード、コンビニやスーパーによる流通系ICカード、スマートフォンを利用してのQRコード決済、タッチ型決済など多くの種類があります。
さらには税金、公共料金などを銀行や郵便局などの金融機関から引き落としにしていることも実はキャッシュレス決済。
クレジット払いだけがキャッシュレスじゃない
改めてキャッシュレス決済の方法について、整理・確認しておきましょう。
大きく分けて支払いのタイミングによって3種に分けられることを覚えておくと、ブラックでも使えるもの、使えないものがわかります。
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- キャッシュレス決済の前にあらかじめプリペイドカードにお金を入れておく、つまり「前払い」によるもの。
…Suica、WAON、nanacoなどの電子マネー
- キャッシュレス決済の前にあらかじめプリペイドカードにお金を入れておく、つまり「前払い」によるもの。
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- キャッシュレス決済をする度に、あなたの預貯金口座からリアルタイムで引き落とされる「都度払い」によるもの。
…VISA、JCBなどのデビットカード
- キャッシュレス決済をする度に、あなたの預貯金口座からリアルタイムで引き落とされる「都度払い」によるもの。
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- キャッシュレス決済時にはクレジット会社が立て替え払いをしてくれて、その後に請求される「後払い」によるもの。
…各社クレジットカード
- キャッシュレス決済時にはクレジット会社が立て替え払いをしてくれて、その後に請求される「後払い」によるもの。
ブラックでも使えるキャッシュレス決済とは何がある
もうお気づきかと思いますが、ブラックリストに載せられている間は、クレジットカードのような「後払い」にはできません。
多くの方が名前を耳にしたことがある交通系・流通系ICカードであれば、ほとんどのプリペイドカードが還元の対象になっています。
クレジットカードの有無とは関係なく利用できる各種のプリペイドカードや預金口座と紐づけられているデビットカードがあります。
これらのカードを利用しての支払いも立派なキャッシュレス決済となります。
キャッシュレス還元は2020年6月いっぱい
国によるキャッシュレス決済によるポイント還元事業は2020年6月いっぱいで終わります。
そのためだけにキャッシュレス生活を始めようという方は少ないとは思いますが、キャッシュレスサービスを運営している各社によるポイント還元や割引などの特典も見逃せません。
仮にそれらの特典がなくてもレジや窓口での支払い時に紙幣や小銭を数えてやり取りする手間がなくなるだけでもありがたいものですよね。
逆に現金では決済できない、つまりキャッシュレス決済しかできないお店が出現しています。今後は、そのような店舗が増加していくことでしょう。
キャッシュレス最大のメリットは「楽」
ただ、私が実際に電子マネーでのキャッシュレス決済を利用してみて感じたのは特典もさることながら、支払いの手間が少ない、圧倒的に早くて楽ということ。
政府主導のポイント還元は期限付きですが、それぞれのカード独自のサービスやポイント付与も期待できます。
しかし、一番にお勧めしたいポイントはやはりキャッシュレスの決済は楽(らく)だという事に尽きます。
プリペイド方式のICカードは必須
プリペイド方式のICカード(電子マネー)は利用範囲が急速に拡大していますから、これから始めるならぜひ持ってほしいカードです。
通勤、通学に定期券として利用できる交通系ICカードであれば、Suica、PASMO、ICOCAなど。多くのコンビニや自販機でも利用できます。
交通機関での使用を前提としなければ、流通系のICカードがおすすめ。nanaco、WAON、楽天Edyなど。何と言っても利用できる業者、店舗が多いです。
ネットでの決済にはデビットカード
ブラックリスト明けまでクレジット利用は叶いませんが、それでもブラックでも利用可能な各種サービスによってキャッシュレス生活はスタートできます。
ICカードの電子マネーと並んで持っておきたいキャッシュレスの手段としてもう一つおすすめなのはデビットカードがあります。
一般的には多くの銀行が発行する、銀行預金のキャッシュカードの機能を備えたデビットカードがいちばん流通しています。
ブラックリスト入りでクレジットカードが所有できない人であっても、デビットカードであれば無審査で銀行口座を作れば所有することができます。
この点にだけに注意しておけば、ネットショッピングなどの支払いではクレジットカード同様に使うことができます。
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